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「第60回雲雀丘学園小学校の卒業式」に参加して

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  3月10日(水)、第60回目となる雲雀丘学園小学校の卒業式が行なわれ、来賓として出席しました。
10時から始まった卒業式は、5年生の縦笛の演奏と全員の拍手で144名の卒業生を迎え、開式の辞に続き国歌・学園歌を斉唱し、卒業証書の授与が行なわれました。
  月組・星組・雪組・虹組毎に担任が氏名を読み上げると、卒業生は「はい」と元気よく返事をして起立し、一人ひとりが登壇して、「ありがとうございます」というお礼の言葉を述べ校長先生から卒業証書を受け取っていました。
  式辞の中で、校長先生は京セラの稲盛和夫名誉会長とバンクーバー・オリンピックで銅メダルに輝いた高橋大輔選手の生き方を取り上げ、人生の夢に向かって努力することの大切さを話されましたが、卒業生は熱心に聞き入っていました。次いで常務理事からサントリーが実に20年の長い歳月をかけて開発に成功した青いバラの話が紹介されました。このお話は先日の高等学校の卒業式でも紹介されましたが、心を打つ感動溢れる話題であり、多くの人に聞いていただきたいものです。この内容は機会を見つけて別途紹介したいと思っています。その後、在校生送辞や卒業生答辞も立派に行なわれ、「この星に生まれて」(卒業の歌)、「ほたるの光」(送別の歌)で、約2時間にわたる式は厳粛なうちにも暖かな雰囲気の中で終了しました。
  生徒達はそれぞれの中学に進学することになりますが、新たな生徒や先生、より高いレベルの授業等との出会いがあることでしょう。人生にとって最も多感な中学と高校の6年間は将来社会に出て活躍するための基礎づくりという意味では極めて大切な時期にあたります。気持ちを切り替えて力強く中学生活をスタートして欲しいと思いました。