これからの学校経営~来年度の計画づくり
本年度も残すところ一週間になりました。既に分掌長や学年主任・担任等の人事は今月初めに発表しているため、来年度の計画についてはそれぞれのメンバーで検討していただいています。その後、先週土曜日(20日)の職員会議において「学年担任」や「一人一役運動の担当」「クラブ顧問」の発表を行ないました。そして、午後からは来年度から新たに赴任される先生方に来校していただき、事前のオリエンテーションを行ないました。この中で担当していただく授業についても説明し、教科書をはじめ関係の資料をお渡ししました。学校全体の計画は既に作成しましたが、分掌や学年、教科等の責任者に対しては、「誰が」「何を」「いつまでに」「どうする」というタイムスケジュールをしっかりと詰めていただくようお願いしています。
仕事の基本はPLAN-DO-CHECK-ACTIONというサイクルを回していくことですが、〝仕事は段どり八分〟と言われるように、計画がしっかりしていることが何よりも大切です。現在、本年度の振り返りを含め来年度計画の個別のヒアリングを実施しており、新学期が始まるまでにすべてのヒアリングを終了する予定です。
また、全ての教職員を対象に、来週の23日を期限として『経営提言』を出していただくようにしています。経営にあたってはトップダウンとボトムアップの両方が必要ですが、学校はフラット型組織になっており、企業等に比し教職員の自由裁量は大きくなっています。これからの学校経営にあたってはボトムアップが非常に大切になってくると思います。しかし、これは自分の思い通りにやるということではありません。成果をあげるためには、各人がバラバラに行動するのではなく、あくまで他の人の協力を得ながら組織的な行動をしていかなければなりません。
これまで出していただいた提言についてはすべて目を通しましたが、採用できるものが多くありますので、検討の上、来期の経営計画の中に取り入れていきたいと思っています。