高校新校舎完成
待望の高校新校舎が完成しました。先日、理事会の開催前に鳥井理事長にも校舎内を見ていただき、午後からは建築委員のメンバーを中心にすべての施設や備品等の最終確認を行ないました。
まだ、机や椅子が搬入されていませんが、旧校舎に比べると教室や職員室のスペースは2割強、廊下は1割強広くなっているため、全体的にゆとりが感じられます。また、窓が大きく自然の光を採り入れており、ロッカーや扉は淡い鶯色で統一されているため、明るい印象を受けます。新校舎の5階からは遠く伊丹や大阪市内が見下ろすことができます。4階には〝ヒートアイランド現象の防止〟と〝屋上面への断熱効果〟を狙いとする屋上緑化の工事が施行されています。これまでの屋上緑化とは異なり、土の代わりに新素材「パフカル」という人工培土を使用し、水・栄養・空気を効率的に供給する水耕栽培型の直裁ユニットで、〝クリーン〟で〝軽量〟というのが特徴です。やがて、屋上一杯に緑の絨毯が広がることでしょう。このような恵まれた教育環境の中で勉強できる生徒や教鞭をとることができる先生は本当に幸せだと思います。この校舎建築にあたっては、安井設計事務所、竹中工務店をはじめ、実に多くの方にご支援をいただきました。心より感謝申し上げます。
なお、この週末には職員室の移動、31日には竣工式、4月に入ってからは備品類の搬入を行ない、4月6日の竣工披露式典を迎える予定です。