学園創立60周年記念事業竣工式
本年度の最終日となる3月31日(水)、鳥井理事長、松下常務理事をはじめ学園の幹部や建築委員会のメンバー、安井建築設計事務所と竹中工務店の代表者の出席のもと、創立60周年の記念事業竣工式を執り行ないました。本学園では、記念事業として〝高校の新校舎建設〟〝小学校の運動場拡張〟〝50mプールの改修〟工事を約2年がかりで実施してきましたが、すべて本年度末までに完成しました。
最初に、理事長による〝定礎〟の除幕式、続いて60(ろくまる)記念ホールで神事を執り行ない、無事竣工式は終了しましたが、この日を迎えるまでには、数々の出来事がありました。本格的な工事に着手するまでに、建設場所をどこにするのか、設計や建設をどこにお願いするのか、メタセコイヤやヒマラヤ杉の命をどうするのかということを議論し、厳しくなった建築基準をクリアするまでにかなりの時間を要しました。その後、仮校舎を建設し、昨年の高校の卒業式の翌日から旧校舎の解体、次いで新校舎の建築を開始しましたが、この間、建築委員の皆さんを中心に毎週のように校舎の細部にわたる検討を行ない、約一年かけてこの新校舎が完成したのです。この間には、工事用の車両やクレーンが出入りすることもあって、事故が起こらないよう細心の注意を払ってきましたが、無事故で工事を終えることができ、本当に良かったと思います。多くの皆さんの努力に心より感謝を申し上げます。
また、小学校の運動場も整備され、新たに設置された鉄棒の下には人工芝が敷きつめられており、プールの補修も完了しました。現在はまだ水が入っていませんが、夏には部活動や授業で十分活用されることになることでしょう。
これからは、これらの素晴らしい教育施設を有効活用して更に質の高い教育活動を展開していきたいと思っています。