新任式、合同職員会議の開催
4月1日(木)、いよいよ本日から2010年度がスタートしました。11時より、学園幹部出席のもと本年度新たに雲雀丘学園にお迎えした5名の先生を対象にした新任式を行ないました。本年度は例年に比べて新規の採用者は少なくなっており、中学・高校に来ていただくのはこのうちの3名です。新任者の自己紹介に続いて、常務理事から「学園を取り巻く厳しい環境」や「学園創立の経緯」「創立の精神は親を大切にするという『孝道』と『社会で役立つ人材の育成である』「基本方針は人間教育の充実と学力の向上の両立である」「学校改革が徐々に実を結びつつある」「目指すべき姿は関西を代表する素晴らしい学園である」「先生という仕事は素晴らしい」等の話がありました。
その後、各校園長から祝辞を述べました。私は「教員というのは生徒の人生を決めるという意味で、実に大切な仕事であり、高い志を持って将来日本を背負って立つ子ども達を育てて欲しい。本学園の初代理事長である鳥井信治郎氏の口癖は〝やってみなはれ。やらなわかりまへんで〟というものであり、皆さんも失敗を恐れず大いにチャレンジして欲しい。」という話をしました。そして、最後に全員で記念撮影を行ない、新任式は終了しました。新任の皆さんには、新たな戦力としてこれからさまざまな面で新風を吹き込んでいただけるものと大いに期待しています。
また、午後1時からは、学園の教職員が一堂に会して合同職員会議を開催しました。最初に本学園で30年・20年・10年勤務されている先生方の永年にわたる功績に対する勤続表彰があり、続いて学園および各校種から本年度の経営方針の発表を行ないました。時間が限られているため詳細な説明まではできませんでしたが、各校種の経営計画の概要は出席者に理解してもらえたのではないかと思います。大切なことは各校種の教職員が問題意識を持って自らの役割を果たすと共に校種の壁を超えて連携していくことです。学園に集う教職員が一つの方向に向かって行動すれば、60周年を機に大きく飛躍できるのではないかと思っています。