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薬物乱用の防止

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  3月30日(火)、大阪府立高校の現職教頭が大麻所持で現行犯逮捕されたという衝撃的なニュースが飛び込んできました。
  今、大阪府ではさまざまな教育改革に取り組んでおり、昨日も教育委員会議で活発な意見が交わされたばかりです。会議の後も教育委員が集まって意見交換をしましたが、その場で事務局から来年度の10大目標が示されました。そして、その1つに『児童生徒の規範意識の向上に向けた取り組みの充実』を取り上げ、薬物乱用の防止を推進していくことを確認したばかりです。それだけに今回、生徒を指導していく立場の教頭が逮捕されたということは実に残念であり、申し訳ない気持ちで一杯です。

  ところで、昨年、警察関係の方から、「薬物汚染が蔓延しており、事犯の低年齢が顕著になってきている。今は薬物を入手しようとすれば、簡単に手に入る。学校でも細心の注意を払っておくようにして欲しい。」というアドバイスを受けました。また、大阪では最近児童・生徒の飲酒も増え、5%に達しており、看過できない状況になっているということも話題になりました。

  本校では、来年度「薬物乱用防止」を重点課題の一つに取り上げていますが、このニュースを受けて、生徒指導部長に研修会の日程を早急につめるよう指示しました。これまでのところ、本校の生徒については、喫煙や飲酒等で指導するということはほとんどありません。そのため、今回のようなことが起こっても「うちの学校は大丈夫だろう」とか「うちの子は大丈夫」というように思いがちです。
  しかし、昨今生徒達の周りにはさまざまな危険が待ち受けています。本日で、春休みに入って一週間が経過しました。ともすると気が緩みがちになりますが、危険なところには絶対に近づかないようにして欲しいものです。また、ご家庭においても規則正しい生活を心がけるよう指導していただきたいと思っています。