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業務の改善・効率化をはかる

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  近年、パソコンや携帯電話に代表されるIT化の進展には目を見張るものがあります。そして、昨今は〝1人1台のパソコン〟を配備し、構内LANを敷設することによって、業務の見直し・改善を積極的に行なおうとする事業所が増加しつつあります。しかし、企業に比べると、学校のIT化は極端に遅れているように感じます。この原因としては「LANが構築されていない」「1人1台のパソコンが配備されていない」「教職員のITスキルのレベルが低い」といったことがあげられます。
  本校においては、既に校内LANが設置されており、メールによる情報伝達や勤怠管理、成績処理、ホームページの管理、資料の管理等さまざまな活用をはかっていますが、まだまだ業務改善をする余地は大きいと思っています。また、学校の場合は生徒に配るプリントが多いということもあってなかなか紙の使用量が削減できないという状況になっています。
  そこで、今回の高校校舎建設に合わせて、積極的に情報機器を導入することによって、業務の合理化と授業の質的向上、ペーパーレス化の推進をはかることにしました。具体的には、「情報・データ管理の精度をあげ、随時活用を可能にすることにより、各人のファイリングの手間をなくす」「会議における配布資料を削減する」「写真や動画等をとり入れることにより、授業における教材の共有化をはかる」等です。本日も管理職によるトップ会議を行ないましたが、パソコンのデータをプラズマテレビに表示することにより、ペーパーなしでの打ち合わせを行ないました。
  既に、昨年より、職員会議については、事前にパソコンのホルダーに「議題」や「必要な資料」を登録しておき、プロジェクターを使用することにより、大幅なペーパーの削減をはかっていますが、今後は更に教職員のITスキルを高めることにより、すべての業務の改善・効率化をはかっていきたいと思っています。