« 生徒会が『マイ エコ運動』を提唱 | メイン | メタセコイヤの命を引き継ぐ »

えんどう豆の収穫とトマトの開花

10.05.13_mame1.jpg 10.05.13_mame2.jpg

  今、世界は〝人口爆発〟と言われるくらい、人口が急激に増加してきています。このため、これから食料、水、エネルギーが不足してくることは避けられない状況です。しかし、日本ではこのことに対する危機意識は極めて薄いのです。そして、これらを〝大切にする〟という気持ちが忘れられ、無駄にしているケースが散見されます。とりわけ、食料の約6割を輸入に頼っている日本にとっては〝自分達の命を維持していくための基本である食料問題について、全ての国民が関心を持ち、食料自給率をあげるための具体的な取り組みが必要です。
  本校では2年前から本格的に環境教育をスタートさせ、この一環として野菜栽培を行なっています。本年度は昨年度のトマトとゴーヤ・サツマイモに続いて、生徒会と科学部の生徒達がえんどうを植え付けました。お蔭様で順調に成長し、多くの花をつけ実が大きくなったため、先日生徒達と収穫し、本日食堂の方に調理をお願いし、昼食時、生徒達に提供していただきました。
  また、この大型連休前にサントリーから送っていただいたトマトの苗の植え付けも行ないました。その後、2週間が経過しましたが、早いものは花が咲き始めています。やがてたくさんの実をつけてくれることと思いますので、これも食堂の方にお願いして、生徒達に食べてもらうことにしています。恐らく、生徒達も自分達が手間ひまをかけて育てた野菜を粗末に扱うことはしないでしょうし、その味は格別ではないかと思います。
  また、生徒達の中には、自分の家で野菜の栽培を始めた人もいるようです。このような体験を通じて、生徒達が是非食料の大切さを学んで欲しいと願っています。

5.12tomato1.jpg