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環境の日に向けて

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  本校では2年前の5月に環境ジャーナリストの枝廣淳子氏に「不都合な真実を超えて」というテーマで基調講演していただき、環境宣言を行ないました。そして、この日(29日)を『環境の日』に制定すると共に、その後、サントリー株式会社からも支援をいただき、授業や文化祭・研修旅行・環境フォーラム等の学校行事を通じて積極的な環境教育を推進してきました。一方で、生徒会を中心に省エネ(風紀委員会)、ゴミ分別(美化委員会)、エコ活動推進運動(文化委員会)、地産地消の西谷野菜や自家栽培野菜の活用、エコキャップ運動(厚生委員会)、運動靴のリサイクル、緑化運動等さまざまな取り組みを行なってきました。これらの環境活動は現在の生徒会の執行部にも引き継がれており、先日の全校朝礼でも、生徒会役員から『マイ エコ運動』が提唱されました。環境については単に知識を習得すれば良いというものではなく、「学び 考え 行動する」ということが基本であり、環境活動を更に強固なものにしていくためには、生徒の一人一人が自主的に行動していくことが大切です。
  今、地球温暖化をはじめ、オゾン層の保護、大気環境・水環境・土壌環境・地盤環境・廃棄物対策、化学物質対策、森林保全、自然環境保全等さまざまな環境問題が取り上げられていますが、これらは全て人間の行動そのものが引き起こしてきたものなのです。これまで、私達はあまり意識せずに環境を悪化させてきたことが数多くあります。「環境問題は人間問題である」と受け止め、かけがえのない美しい地球を守るため、また、後の世代に私達が何を残せるかを考え、まず、身近なできることから行動を起こしていきたいものです。