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公開授業旬間のスタート

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  本日(6月14日)から公開授業旬間がスタートしました。これまでは5月の中旬に設定していましたが、本年度からの3学期制移行に伴い、約1ヵ月遅れのこの時期になりました。本校では〝授業を磨く〟という趣旨で、この公開授業旬間を設けており、この期間には「同じ教科の先生の授業と他教科の先生の授業を最低一回ずつ見学する。そして、授業参観で感じたことをコメント・カードに記入してフィードバックする。」ことにしています。この取り組みについては定着しつつありますが、この旬間内に一人の先生が見学できる授業には限りがあります。
  学校にとって〝授業は命〟であり、生徒に対していかに質の高い授業を提供できるかが極めて大切です。これを実現するためには〝いつでも相互に授業参観ができる。年間を通じて、頻繁に研究授業が行なわれている。〟といった風土づくりが必要です。
  私も今日は二つの授業を開始から終了までゆっくり時間をかけて見学しました。そして、教室内を巡回することで、生徒の授業に対する集中度やノートのとり方についても確認することができました。夏休みに入るまでに多くの先生の授業を見学したいと思っています。

  学校は企業や商店とは本質的に異なりますが、お客様にサービスを提供するという意味では、授業は商品と同じではないかと思います。商品づくりにあたっては常に新たな付加価値をつけていくために、他社の商品を徹底的に分析したり、独創的な技術を開発することに注力しています。新校舎にはITやAV機器が設置されていますが、これらの活用も含めしっかりと授業を磨いていって欲しいものです。