修学旅行を終えて
4泊5日の北海道の修学旅行も無事終了しました。最終日の朝、全生徒から修学旅行についてのアンケートを回収しました。これは、今年の反省を踏まえて来年度以降に生かしていこうとするもので、全体の感想やアクティビティー、環境学習、ホームステイ等の数多くの項目に分かれています。生徒達が今回の修学旅行をどのように受け止めているか大変興味があるため、ざっと目を通しましたが、生徒達にとっては実に楽しく充実した修学旅行であったことが分りました。「北海道にもう一度来たいか」という質問に対しては、ほとんどの生徒が〝是非来たい〟〝機会があれば来たい〟と答えていました。また、印象に残ったこととしては〝命の大切さと自然界における命のつながりを知った〟〝いただきますという言葉の意味が実感できた〟〝農家の人との心の交流がはかれた〟〝農作業の体験ができて良かった〟等があげられていました。特にファームステイについては、ホテル宿泊では得られないものを感じているようです。
今年は実に77軒の農家にお世話になりましたが、この中には6年間連続して生徒を受け入れていただき、毎年本校の生徒が来てくれるのを楽しみにしてくださっている方もおられました。これまで受け入れた生徒達の写真を全て張り出しているとか、正月には生徒から年賀状が届くとか、夏休みには以前の生徒達が訪問してくれるといった話を聞き、本当に嬉しく思いました。恐らく今年の生徒達と農家との交流も続いていくことでしょう。
これから生徒達は色々な人と出会って多くのことを学んでいくと思いますが、どうか人との出会い、縁を大切にしていって欲しいものです。