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保護者との個人懇談

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  7月21日(水)から夏の長期休業に入りましたが、連日保護者との個人懇談が行なわれています。本校ではこれまで、夏の長期休業がスタートする直前に、クラス担任が保護者の方々と子どもさんの学校生活や学業成績、部活動等について話し合いの場を持つことにしていました。しかし、2学期制をとっていたため、期末考査の成績に基づいた懇談はできませんでした。本年度からは3学期制への移行に伴い、期末考査も終了しているため、各教科の成績をすべてフィードバックできるようになりました。本日も朝から多くの方がやや緊張した面持ちで来校されていましたが、中学生の保護者の皆さんは校長室の前の廊下を通って懇談の教室に行かれるため、何人かの方とお話しさせていただきました。中学1年生の保護者にとっては、新しい学校生活に定着できているかが最大の関心事であるようです。また、中学2年生、3年生の保護者からは「最近体力がついてきたようです」「学習面でも頑張っています」といった声に混じって、「勉強しなくて困っています」「クラブには熱中しているのですが・・・」「しっかりした目標が見つけられないようです」「〇〇教科の成績が悪くて・・・」といった声も返ってきました。私は「何もやらないということなら問題はあるが、一つのことに打ち込めるというのは素晴らしいことである。目標ができれば勉強にも打ち込めるようになる。」「早寝・早起き・朝ごはん、整理整頓といった生活習慣をしっかりと身につけさせることが大切である。そして、学習に対しては、どれだけの時間をかけたというよりも毎日スタートする時間を決める方が有効である。」ということをお話しました。
  中学時代には、何と言っても〝元気に楽しく学校に行く〟〝クラスやクラブで色々な人と接する〟〝さまざまな経験をする〟ということが重要です。これまで何度も取り上げていますが、人間としての根っ子を育てれば学力は必ず向上するのは間違いありません。夏期休業中のご家庭での生活指導を宜しくお願いします。