校長特別表彰 ~ 精勤賞とピカピカ賞
7月20日(火)、終業式の式辞の後で『精勤賞』と『ピカピカ賞』の特別表彰を行なうことを発表し、大掃除終了後、それぞれのクラスで表彰状と副賞を渡しました。精勤賞を受賞したのは「中学1年A組」で、1学期の遅刻が1回だけという素晴らしい出席状況です。また、ピカピカ賞は1学期を通じて、教室の掃除がゆきとどいていた「中学2年B組」と「高校3年A組」です。どちらも簡単なことですが、クラス全員が毎日意識して行動しないと達成できません。そして、この日々の積み重ねがクラスのまとまりや風土をつくり上げていくのです。
この二つは社会人になっても守らなければならない最低限の事柄であり、私も民間企業での勤務を通じて、これらの凡事を徹底することの大切さを身にしみて感じてきました。体調が優れないからという理由ですぐに休んだり、自己の不注意で遅刻するといったことがあると、お客様をはじめ周りの人に大変迷惑がかかることになります。そして、単に個人の問題だけではなく会社としての信用問題にも関わることになってしまいます。また、整理整頓や掃除のできていない職場では、必ずといってよいほど仕事のミスや品質不良、事故が多発します。
本校では〝人間力〟と〝学力〟の両立を教育方針に掲げていますが、人間力を高めるための特効薬はありません。あたり前のこと、簡単なことをやり続けるという「凡事徹底」が何よりも大切であると思っています。