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林間学舎に出発

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  7月23日(木)、中学2年生が9時過ぎに4台のバスで、大山に向けて学校を出発、いよいよ2泊3日の林間学舎がスタートしました。私も3年ぶりにこの行事に参加することになりましたが、当時とは研修内容が大きく変わってきています。
  雲雀丘学園中学校では、〝人生のうちで心身ともに最も成長する中学生時代に仲間と寝食を共にし、社会性・協調性を身につけ、自然や人間生活の歴史・文化に溶け込み、さまざまな経験をすることによって集団としての生活意欲を高めていこうとする〟という目的で、平成6年度から各学年に宿泊行事を設定し、中学2年では大山登山を柱とする林間学舎を行なってきました。その後、環境教育を導入するにあたり、宿泊行事との連携を模索していたところ、実にタイミングよく奥大山にサントリーの水工場が建設されることになったのです。そのため早速、5月に下見を兼ねて、この工場を訪問し林間学舎のプログラムの中に加えてもらうことになりました。今年で3年目になりますが、この取り組みは次第に定着しつつあります。今回もサントリーの水工場の見学、ブナやナラの植林を行なう等の環境活動に参画することによって、環境保全に向けて人間が何をすべきかを考える良い機会にする。そして、先輩達が植えた木が大きく成長している状況を確認して欲しいと思っています。
  また、この行事は中国山脈の最高峰である標高1709メートルの大山登山に挑戦することにより、忍耐力を身につけ達成感を得ることを狙いとしています。ホテルは標高800メートルの位置にあるため、垂直距離で約900メートル、3.2キロメートルの道のりを往復で約6時間かけて登下山することになります。生徒達にとってはいずれも初めての経験ですが、しっかりとチャレンジして欲しいものです。
  明日は気温が相当高くなることが予想されますが、生徒達がこの林間学舎を通じて色々なことを学び、これからの人生に生かしていってくれることを願っています。

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