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林間学舎を終えて

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  7月25日(日)、中学2年生の2泊3日にわたる林間学舎も無事終了しました。この研修では、奥大山にあるサントリーの水工場の見学、ブナやナラの植林等を行なった後、中国山脈の最高峰である大山登山に挑戦、更にキャンプファイアー等のさまざまな体験をしました。暑さのため心配していた大山登山についても、ガイドさんの丁寧なご指導のおかげで見事に登りきることが出来ました。ガイドの皆さんのご尽力に対し、心よりお礼を申し上げます。閉舎式で、私はで次のような話をしましたが、一人ひとりが達成感に浸っている様子がうかがえました。
  〝一昨日の開舎式では、林間学舎のキイワードは「環境」「感動」「協調・協同」という頭文字を取って『3K』です。言い換えると「環境を大切さを知り自ら行動する」「大山登山という目標を達成することにより感動する」「集団生活の中で、お互いに協調し、協同する」〟ということが何より大切です。今回はこの3つのKを心に留めて行動して欲しいという趣旨の話をしましたね。皆さんはこの林間学舎を通じて、この3つのことを実践できましたか。今朝は、これに「健康」と「感謝」の2つを加えて『5K』の大切についてお話します。これらはすべて社会に出た時に必要となるものです。皆さんは今回、実に色々な体験をしたと思いますが、今後これらを生かし、充実した人生を送って欲しい。〟

  私は、学校行事は中学生にとって極めて重要な位置づけにあると思っています。これから高校・大学を経て8~9年後には社会に出ることになりますが、集団の中で“どれだけ自分の力を発揮することができるか”がポイントになります。“経験が人をつくる”という言葉がありますが、生徒達はこの林間学舎を通じて一回りも二回りも成長したのではないかと思っています。夏休みはこれから約一ヶ月もあります。是非充実した規則正しい日々を送ってください。