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大切な土作り~畑の野菜収穫

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  本校では環境教育に取り組んでいますが、この基本の考え方は単に知識を得れば良いというものではなく、「学び 考え 行動する」ということです。そして、身近なできることから始めようということにしています。生徒の中には学校だけではなく、それぞれの家庭においてもさまざまな環境活動に取り組んでくれているようです。私もゴミの分別や節水、節電、マイバッグの使用等さまざまな活動を行なっています。夏休みに入って時間の余裕ができたため、久しぶりに普段は家族に任せている家庭菜園に行き、驚くほど多くのミニトマトを収穫しました。このトマトはサントリーからいただいた苗のうちの4本ですが、特に目立った手入れをしているということではありません。わき芽欠きも十分できなかったため、畑一杯に雑然と広がってしまいましたが、驚くほど多くの実がついています。
  残念ながら、学校に植えたトマトは最近では葉が黄色になり、実もほとんどつかなくなってしまっています。理科の先生方とも話していますが、土の力ではないかという意見が多いようです。わが家では、毎日こまめに生ゴミを処理して肥料にし、これを定期的に畑に施していますが、掘り返してみるとミミズがたくさん生息しています。恐らくこれが良い効果を与えているのではないかと思っています。
  ある教育関係の人から「植物を育てることは人の教育とあい通じるものがある。植物には本来自ら育つ力を持っている。その力を引き出すためのしっかりとした土壌を作ることが大切である。」という話を聞きましたが、まさに野菜作りを通じてEducationの意味を考えさせられました。