生存の条件~生命力溢れる地球の回復
この度、公益財団法人硝子財団より『生存の条件~生命力溢れる地球の回復』という本を贈呈いただきました。
この財団は旭硝子株式会社の創業25周年を記念して、その翌年の1,933年に設立された旭化学工業奨励会が前身で、1990年に財団に改編された以降は、次世代を拓く科学技術に関する研究助成事業と地球環境国際賞「ブループラネット賞」による顕彰事業の2つを柱として、活動されています。
この本の中では、我々人間の活動が地球の豊かさをむさぼり尽くす可能性を指摘されており、今真正面から環境保護に取り組まなければ、取り返しのつかないことになるという警鐘を鳴らしています。そして、自然の恵みをおろそかにする人間の行動について、19世紀末に、北米インディアンのクリー族が残した言葉が紹介されています。
“最後の木が朽ち果て、
最後の川が汚染され、
最後の魚が獲られたとき、
初めて我々はお金を食べて
生きていけないことに気づくのです。“
まさに我々が住むかけがえのない地球の環境を守るのは、一人ひとりの意識改革であると思います。この言葉をかみしめて、行動に結びつけていきたいものです。機会があれば、この本を一度紐解いてみて下さい。