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それぞれの夏休み ~演劇部の活躍

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  8月18日(水)、『2010ピッコロフェスティバル《中学・高校演劇の部》』がJR塚口駅近くにあるピッコロシアター 大ホールで開催され、本校の中学・高等学校演劇部が出演しました。当初はスケジュール的に鑑賞することはできないと思っていましたが、学校での仕事を片付け、何とか開始時間の5分前に会場に到着することができました。
  今回、本校が演じるのは、シェイクスピア原作の『真夏の夜の夢』です。ストーリーは〝いたずら好きのおっちょこちょいである小妖精のパックが妖精王オーベロンの命令で≪眠っている人のまぶたの上に塗っておくと、目が覚めた時、最初に見た相手を好きになるという「浮気草」≫を使って人間の恋をかなえるつもりが、うまくいかずに失敗してしまう。このため人間界が大騒ぎになり、妖精たちも巻き込まれるが、最後は王の決断でハッピーエンドになる〟というものです。出演者は20名でしたが、この他に音響や照明等のスタッフも含めて30名近い人達の協力で、素晴らしい演技を披露し、観客を大いに魅了してくれました。
  顧問の先生の話では、「作品を決定したのは7月はじめで、ほぼ毎日練習に取り組んできましたが、外国の作品ということもあり、登場人物の個性を出すのに苦労しました。8月に入って2泊3日の合宿を行ない、次第にまとまりが出てきました。衣装の準備や踊り等にも大変な労力がかかりましたが、時間をかけた甲斐がありました。」とのことです。
 生徒達にとって、今回の公演は夏休みの良い思い出になったことと思います。この経験をこれからの学校生活につなげていって欲しいものです。