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漢字テストの実施

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  9月22日(水)、高校3年生を除く全学年で漢字テストを実施しました。この漢字テストは毎年この時期に行なわれる本校の伝統行事の一つです。本日もいつものように通学路に立ち早朝指導をしていると、生徒達がそれぞれ参考書やプリントを手に登校してきました。そして、ホームルームの後、生徒達は真剣にテスト問題に取り組みました。
  最近は、テレビでもクイズ番組が増えてきており、この中で漢字に関する問題も出題されるようになってきました。このこともあって、マスコミの調査によると漢字に関心を持つ人が増えてきているようです。近年、急速にパソコンや携帯メールが普及してきたため、活字離れが進み、新聞や本を読む人が極端に少なくなってきました。この結果、文章表現力も低下してきており、手紙を書いたり、自分の考えを文章にまとめるといったことが苦手な人も数多くいるようです。また、企業の人事担当者からも最近入社した社員の書く力の不足と共に誤字や脱字の多さが指摘されています。
  今、グローバル化が進む中で、一部には日本語がおろそかにされる傾向がありますが、グローバル社会においては、日本の伝統や文化、歴史を理解しておくことは極めて大切であると思います。私も教育の仕事に就いてから、それまで以上に漢字について関心を持つようになりました。
  また、少し前に社会問題になった漢字検定ですが、目指すべきレベルは、中学1年が5級、中学2年が4級、中学3年が3級、高校1・2年が準2級、高校3年が2級、大学生、社会人が2級以上ということになっています。そして、本校の生徒達は、11月にこの漢字検定を受ける予定になっています。
  先日、国語科の先生からいただいた昨年の2級の問題を見ると、単純な読み書きはできますが、部首等についてはかなり難しいものも含まれています。明日は休日ですので、この時間を利用してこの問題を解いてみたいと思っています。