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嬉しい報告を受けて

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  先日、多くの大学でAOや公募推薦入試が始まったという話題を取り上げましたが、この度、関西学院大学の2次試験を受験した5名の生徒全員の合格が決まりました。本校ではAOや公募推薦入試受験者に対しては現在も引き続いて個別指導を行なっていますが、幸先の良いスタートとなりました。
  私は常々「大学に進学することが最終の目的ではない。将来自分がやりたい具体的な仕事が今の時点で決まっていなくても、進みたい分野についてはよく考えて学部を選び、その上で大学を選んで欲しい」ということをお願いしていますが、特にAOや公募推薦入試の際には、何故〇〇大学の△△学部を受験したのかという志望動機が明確になっていることが大切です。以前はこれらの入試に対する指導の体制も十分ではありませんでしたが、年々AOや公募推薦入試に対する理解が深まり、指導体制も整い、生徒達もしっかりとした自分の考えをもって受験に臨むようになってきています。
  合格の報告に来た生徒に対しては、祝福の言葉をかけると共にこれから入学までにやるべきことは何かを確認し、気持を緩めることなく高校時代にしかできないことをやるように指導しています。正直なところ、合格したことによりホッとしているかとは思いますが、これですべてが終わったのではなくこれからがスタートです。生徒達が将来を見据えて研鑽を続けることにより充実した高校生活を送り、自らの道を切り開いていって欲しいと思っています。