ドイツ・ヘルバルト校歓迎会
10月23日(土)、午後ドイツのヘルバルト校の生徒11名と付き添いの先生2名が本校を訪れました。早速、生徒達の司会で、吹奏楽部の演奏をまじえて歓迎のレセプションを行ない、ホームステイファミリーとの対面の後、それぞれの家庭に向いました。基本的に、これらの生徒達にはホームステイを通じて、日本の家庭や日常生活を体験してもらうことになります。
以前国際科があった時には相互交流という形で、本校の生徒達もドイツを訪問していましたが、現在は二年に一度ヘルバルト校からの生徒の受け入れを行なうということにしました。ホームステイでの滞在期間は来週の木曜日までとなっており、本校での生活は実質4日間ということになっています。
本校では、現在カナダとアメリカから2名の留学生を受け入れていますが、生徒達にとっても海外の生徒と交流する機会は貴重な体験になっているようです。
近年、急速にグローバル化が進展してきており、今後は海外で勤務することがあたり前になってきます。また〝内なる国際化〟という言葉に代表されるように、日本国内そのものが国際化することは避けられません。このため、相手の国のことを理解し積極的に受け入れていくことが必要になってきます。グローバル人材の最も重要な要件のひとつは異質なものを受け入れる柔軟性なのです。今回は外国の生徒と触れ合う絶好の機会ですので、生徒達が積極的に交流してくれることを願っています。
今回、生徒の皆さんのご家庭での受け入れの募集をお願いしたところ、多くのご家庭からご協力いただき心より感謝しております。日本ではホームステイの受け入れにあたって、お客様であるという気持が強く、ホストスチューデントに対して一部屋を提供したり、特別な料理を準備しなければならないというように思われがちですが、そのような配慮は全く必要ありません。子ども達と同じ部屋で寝泊りさせ、普段家族が食べているものを出す等、ありのままの生活を体験してもらうことにより、日本を理解してもらうことが大切です。
本校においても、今回のようなホームステイの受け入れや海外留学、ニュージーランド・カナダへの研修旅行等を通じて国際教育に注力していきたいと考えています。