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エコ・クッキングの薦め~エコ弁当

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  本校の環境活動は〝身近な自分達のできることから始める〟ということが基本です。そのためには日常生活の中で小さな取り組みを積み上げることが必要です。
今回の環境フォーラム開催にあたって、生徒会からの呼びかけに応じてこの日を「エコ弁当持参の日」ということにしました。人間は1日に3回、食事をするため、食という切り口でとらえると環境に貢献できることがたくさんあります。このエコ弁当作りにあたっては、できるだけ地元の農作物を使うことも推奨されました。さすがに、この日はコンビニのお弁当やパンを持参してくる生徒は少なかったようですが、自分でお弁当を作ってきた人は少ないのではないかと思います。保護者の皆様がご理解いただき、ご協力いただいたお蔭であると心より感謝しています。
  私も生徒達と同様、エコ弁当を持参しました。お米は親戚の農家から取り寄せた玄米、おかずは自宅近くの菜園で育てた茄子とシシトウとゴーヤ、自家製の減塩梅干で、残りが魚と高野豆腐です。従って、80パーセント以上は地元の食材ということになります。
  地産地消には多くのメリットがあります。まず「食材が新鮮で安全なこと」、次に「運送にかかるエネルギーコストが省かれること」です。この他にも「地域の生産者の顔が見える」、「地域の伝統的な食文化を継承できる」、「地域の農業の支援に繋がる」ということもあげられます。
  毎日、このようなエコ弁当を持参するのは大変ですが、環境ということを考えてできる限り地産地消をこころがけていきたいものです。