第3回中学校入試説明会の開催
11月7日(日)、本校において「五ツ木・駸々堂の模擬テスト」が実施され、早朝から多くの生徒と保護者が一緒に来校されました。昨年は新型インフルエンザの関係で受験生は大幅減ということでしたが、模試の担当者にお伺いすると、今年は当日参加者も含め約170名の生徒が受験されたとのことです。
このテストと並行して、10時半から本年第3回目で最終となる中学校の入試説明会を開催しました。休日ということもあって、368組、約500名の方が参加され、昨年を上回る結果になりました。参加者の中にはこれまで本校の説明会や校外での相談会等に参加されている方も数多くおられます。そのため、今回は内容を少し変えて、私から「日本は世界の中で恵まれているか」「日本の将来は明るいか、暗いか」という質問をし、次のような話をしました。
〝子どもさんは11年後には社会人になります。その時に、社会で役立つ力をつけるためには、現在世界の中で日本がおかれている状況を正しく掴むと共にこれから世界がどのように変化していくのかをしっかりと認識しておくことが大切です。皆さんは日本の将来を悲観的に見ていますが、今日本には世界の中で注目されている新技術やノウハウが数多くあります。これからグローバルな視点に立って見渡すと、世の中に役立つ仕事はいくらでもあります。現在取り組んでいる学校改革の基本の考え方は創立の精神の体現であり、単に大学の進学実績を上げることではなく、社会で役立つ人材を育てることです。そして、この教育方針にそってさまざまな教育活動を推進しています。〟
続いて、学校生活の概要をコンパクトにまとめたDVDを見ていただき、教頭から現在の学校の概要や学力伸張の状況、最後に入試広報部長から本年度の入試結果と来年度の募集の留意点について説明を行ないました。
説明会は12時少し前に終了しましたが、その後学校の校舎と本日練習しているクラブ活動を見学していただきました。また、ギター・マンドリン部員は校舎前でいくつかの曲を演奏してくれました。新校舎を見学された参加者からは口々に〝素晴らしい校舎ですね。こういう施設で勉強できる子ども達は幸せですね。〟という感想をいただきました。
本日は説明会終了後も多くの保護者の方から個別の相談をお受けしましたが、まだまだ十分な説明ができていないように感じました。子どもの将来については自分のこと以上に心配されておられる様子が伝わってきました。中学入試は親の入試と言われていますが、志望校の選定にあたっては、是非学校に足を運び、お子様にあった学校かどうかを確認していただきたいと思っています。
これで、本年度の中学校入試説明会はすべて終了しましたが、本校ではこれからも個別の進学相談や学校見学にはいつでも応じていますので、ご一報いただき気軽にご来校ください。また、開かれた学校づくりを目指しており、ホームページを通じて学校の教育活動の様子をお知らせしていますので、ご覧いただきますようお願いします。