漢検テストを終えて
漢検HPより
11月6日(土)、中学1年生から高校2年生までの生徒が、漢字検定を受検しました。本校では学年毎に級を決めて、漢字検定を受検することにしており、最低中学3年までに3級、高校卒業までには大学受験や社会人として必要な2級レベルの取得を目指しています。今年は中学3年で準2級を受検した生徒も多数にのぼりました。
英単語の学習と同様、漢字は五感を使って学習するのが効果的であると言われています。つまり、知らない漢字を「目で見て」「手で書いて」「口で発音して」「耳で聞いて」「意味を考え」、更に「机に座って覚える」のではなく、動きながら体全体を使うということです。
この漢字検定にあたっては、各学年で先月の大漢字テストの後、小テストやプレテスト等を行なって準備してきました。そして、1週間後解答を配布し自己採点をしてもらうことになっています。実際の結果は約40日後に判ることになりますが、どれだけの生徒が合格するのか楽しみです。最近、グローバル化に対応するため、英語の必要性が叫ばれています。一方で、英語よりも日本語を守るべきだという意見もあります。この二つは両極端の意見ですが、私は二者択一という考え方は間違っていると思います。日本の文化や伝統、歴史を理解するための日本語も、国際社会との共生をはかるためのの英語も必要なのです。生徒達には是非日本語と英語、そのベースとなる漢字と英単語をしっかりと学んで欲しいと思っています。