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公募推薦入試受験者に対する個人面談

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  11月15日(月)、今週より昼休みと放課後を利用して『国・公立大学の公募推薦入試』を受験する生徒の個人面談を開始しました。この入試は学科試験の結果で合否が決まる従来の一般入試とは異なり、一定の条件の下、全国の高等学校を対象に「面接」「小論文」「学力試験」等を課し合否を判定することになっています。
  大学としてはいかにモティベーションの高い生徒を確保するかがポイントですので、志望動機が明確になっている事が不可欠です。従って、指導にあたっては、多くの大学・学部がある中で、何故この大学・学部を選んだのかということを中心に質問し、答えてもらうことにしています。生徒達はこのような面接を受けた経験はあまりないため、相当緊張しているようです。志望動機についてもまる覚えしようとするあまり、途中で詰まってしまったり、予期せぬ質問に対しては全く答えられないといったことも見受けられます。礼儀や身だしなみについてはキッチリできているようですので、「リラックスして自分の言葉で答えるように」「また将来何をしたいのかという考えをしっかりとまとめておくように」伝えました。また、私は以前民間企業において入社試験や昇格選考等の面接を数多く行なってきましたので、その時のノウハウをまとめた『面接って何がわかるの?』というプリントを渡しました。
  生徒達が、入りやすい大学・学部を目指すのではなく、自らの将来を考えて大学を選んでいくことは大切なことであると思っています。早い人は今週末から受験に臨むことになりますが、目標達成に向けて全力を尽くして欲しいものです。