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日能研特別セミナーの開催

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  11月23日(火)、本校において日能研の模試が行なわれ、多くの小学生が朝9時から受験しました。試験は昼過ぎまで実施されるため、この間を利用して付き添いの保護者の皆さんを対象に日能研の協力をいただき『特別セミナー』を開催しました。最初にギター・マンドリン部による演奏の後、約50分間パワーポイントを使って〝社会で役立つ力を育てる〟というテーマで講演を行ないました。講演の内容は「世界の中で日本は恵まれているか」「日本の将来は明るいか、暗いか」「学校教育に満足しているか」「家庭教育は十分できているか」「地域が一体となって子どもを育てているか」という質問の後、日本と世界の現状、この10年~20年に世界で起こったこと、これからの地球規模での課題と日本社会、新技術や企業のグローバル化の動向、日本の進むべき方向等に触れ「社会で求められる力」と「教育を取り巻く課題と学校の役割」「家庭との連携による子どもの育成」を中心にお話しました。続いて二人の放送部員による学校紹介、本校の入試広報部長から入試に対する説明を行ないました。

  グローバル化という大きな潮流に乗り遅れた日本はまさに正念場を迎えています。しかし、気になるのは大人が世の中を悲観的に見ていることです。本日の質問に対しても、ほとんどの人が「世界の中で日本は恵まれているが、日本の将来は暗い。学校教育には満足していない。また家庭教育は十分できていないし、地域での教育も十分行なわれていない。」というように感じています。子どもは親の鏡であり、社会の鏡であると言われています。大人がプラス思考で日本の優れているところをしっかりと認識し、子ども達に伝えていくことが何よりも大切です。
  入試までの日は残り少なくなってきましたが、これからはどうしてもお子さんが精神的に不安定になりがちですので、暖かく見守ってあげて欲しいと思っています。