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大阪教育会議&府立学校経営研究大会に出席して

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  11月26(金)午前中、大阪府橋下知事の提唱による『第1回大阪教育会議』が開催され、教育委員として出席しました。この会議の趣旨は〝公私トータルで大阪の教育を考えていく〟というものです。現在、教育行政の所轄は公立学校が教育委員会、私立学校が知事部局の私学課に分かれており、これまではそれぞれが別個に施策を推進してきました。そして、高校の公私間の比率を決める等必要に応じて、情報交換や調整を行なってきました。しかし、最近は高等学校の授業料無償化をはじめ公私が連携して解決しなければならない課題が増えてきており、さまざまな調整が必要となってきています。
  この会議のメンバーは、知事、府民文化部長、教育委員長、教育委員、教育長となっており、本日は6名でそれぞれ意見を述べ合いました。今回は第1回目ということで具体的な施策についての踏み込んだディスカッションまでにはいたりませんでしたが、今後は〝公私共同で実施すべき施策の検討〟や〝共通の取り組みを行なう前提となる仕組みの構築〟をはかっていくことになります。

  また、午後からは大阪府教育センターで府立高校の200名を超える校長・准校長・教頭・首席を対象に『府立学校経営研究発表大会』が開催されました。この催しの冒頭に私から「これからの学校づくり」というテーマで、これまでの民間企業、公立高校、私学の中学・高校における経営の実践をベースに約50分にわたって基調講演を行ないました。その後、3つの分科会において9校から事例発表、最後に全体講評があり、5時に無事閉会しました。
  現在、教育をめぐる課題は山積していますが、学校経営に携わるトップが、将来の日本を背負って立つ人材を育てるというゆるぎない志を持って学校づくりに取り組んでいくことが大切であると思っています。