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第39回中学英語暗唱大会の開催

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       英語暗唱大会の様子          西谷中学校 佐藤校長先生

  12月17日(金)の午後、学園講堂において中学英語暗唱大会が開催されました。この大会は、今年で実に39回目を迎える本校の伝統行事の一つです。各学年では数ヶ月前からそれぞれの指定された課題文に全員で取り組んできました。そしてクラス毎に選考を行い、各学年10名の代表が選ばれスピーチを行ないました。
  今年の暗唱文は中学1年が宮永勝さん原作の「若返りの水」(英語タイトルMiracle Water)、中学2年がイソップ物語「アリとキリギリス」(The Grasshopper and the Ants)、中学3年がキング牧師のスピーチ「I Have a Dream」でした。出場者にとっては、生徒や先生、保護者等多くの聴衆の前で、しかも英語で発表することは初めてという人がほとんどです。恐らく物凄く緊張していたと思いますが、一人ひとりが舞台で堂々としたパフォーマンスを披露し、さらに工夫を凝らした個性的な発表も目立ちました。物語の登場人物になりきってセリフを言ったり、ジェスチャーを加えながら力強くメッセージを伝えたりと、豊かな表現力を発揮できたと思います。いずれも甲乙つけがたい出来映えであり、本番に備えて繰り返し練習を積んで来た努力の跡が感じられました。
  審査の結果は20日(月)に発表され、終了式で表彰することになっていますが、参加者全員が十分に練習を積み重ねて最大限に努力したことは間違いありません。その姿に観客からも大きな拍手が送られました。大会の最後に英語ALT教員のキャスティー先生から賞賛のコメントをいただきました。また発音の重要ポイントについても指導していただきました。
  また今回は特別ゲストとして西谷中学校の佐藤校長先生にご参加いただきました。佐藤先生は宝塚市教育研究会の英語科研究部長をされており、ご自身の英語の体験談や英語を学ぶ姿勢について興味深いお話をいただきました。
  これからグローバル化の進展に伴い、語学とITを駆使したプレゼンテーション能力がますます重要になってきます。この行事も来年は記念の40回の節目を迎えますが、更に充実した大会になるように計画していきたいと思っています。