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2学期終業式にあたって

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  12月20日(月)、4時限短縮授業の後、2学期の終業式を行ないました。当初は校庭で実施する予定でしたが、生憎早朝からの雨でグランドの状況が悪いため、マイク放送に切り替えて次のような話をしました。

  〝今年も残すところ、わずかになってしまいました。本当に月日が経つのは早いですね。今年のお正月に、皆さんは「今年は是非こういうことをやりたい」「自分はこういう人間になりたい」など、様々な目標を持ってスタートしたと思います。一年経った今、振り返ってみて、今年はどのような年でしたか?自分の思いどおりにできたという人、逆に思いどおりにできなかった人がいると思います。できなかったという人は、毎年同じ繰り返しをしていませんか?年末にあたって、是非自分自身の姿勢を反省して下さい。
  皆さんは、やがて社会に出ます。“継続は力なり”という言葉がありますが、どの分野にあっても社会で活躍している人の共通点は、一旦決めたことをやり続けているということです。
  野球やゴルフといったスポーツ界を見ても、皆さんが良く知っているイチロー選手や石川遼選手は、血のにじむような努力を毎日続けています。簡単に言えば、どのような日であっても“例外をつくらない”ということです。〝今日は疲れているから〟〝今日は体調が悪いから〟“今日は他にやりたいことがあるから”ということで、いったん例外をつくると、それが当たり前になってしまいます。
  明日から冬休みに入りますが、休みだからということで夜更かしをしたり、朝遅くまで寝ていたりせず、しっかりと生活習慣を整えることが大切です。また折角の機会ですので、家の手伝いをしたり、家族の方とも色々とお話をして下さい。
  さて高校3年生の皆さん、センター入試も目前に迫ってきました。しかし、まだ25日もあります。仮に1日8時間勉強すれば、200時間もあります。これだけの時間があれば、相当学力が伸びるのは間違いありません。マラソンレースで言えば、今はゴール間近の40km過ぎです。自分が苦しいときは、他人も苦しいのです。是非悔いのないように全力を尽して下さい。
  皆さんにとってこの冬休みは人生の中では1回限りで、後戻りはできません。充実した生活を送っていただき、1月8日には元気に登校して欲しいと思っています。