職業人に学ぶ
色々な職種の方にお越しいただき、お話を伺いました
12月11日(土)の3限・4限に高校1年生を対象に『職業人に学ぶ』というテーマでの進路学習を実施しました。この催しは例年この時期に、社会のさまざまな分野で活躍されている方々にお越しいただき、それぞれの仕事の内容や体験を語っていただくというものです。
本年度の講師はは何らかの形で本校に関係ある警察官(大阪府警)、弁護士、医療機器の研究・開発、旅行業、客室乗務員、グラフィックデザイナー、病院薬剤師、救急救命士、出版関係、電気通信機器メーカーの方、10名です。現在、本校では〝将来社会で役立つ人材の育成〟を基本の教育方針に掲げていますが、生徒達は社会のことをほとんど知りません。このため、さまざまな機会を通じて、社会で活躍している人のお話を聞く等のキャリア教育を行なっていますが、この進路学習は年を重ね、本校の伝統の行事になっています。今回、お話いただいたのは、多くの職業の中のごく一部の方々ですが、生徒達が将来の仕事に対して考える良い機会になったと思います。
最近、日本の生徒の学習に対する意欲低下が問題視されていますが、この原因は自分なりのしっかりとした目標を持っていないからです。目標を持つと、俄然学習に対する意欲も向上してくるのは間違いありません。これを機会に生徒達が人のため、世の中のために尽くすという思いで将来の進路を考えてくれることを願っています。
年末の慌しい時期にも関わらず、快く講師をお引き受けいただいた講師の皆さんに心よりお礼を申し上げます。