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中学PTA学級委員会の開催

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      中学PTA学級委員会              PTAバスツアー

  生徒の育成のためには、家庭と学校との連携が必要ということで、保護者には「共育」と「共学」をお願いしていますが、有難いのは多くの保護者の皆さんが学校の教育活動に対して、実に暖かい支援や協力をしていただいていることです。
  本校では、保護者とのコミュニケーションを深めるために、さまざまなPTA活動を行なっています。 主なものをあげると、学園PTA協議会(年2回)、PTA実行委員会(年5回)、中学・高校PTA学級委員会(年3回)、PTA総会(年2回)、各学年懇談会(年3回)等です。この他に保護者と教員の懇親を深める場として、各学年では茶話会を行なったり、今年は全体行事として希望者とバスツアーを実施しました。更に、各学期の終了時にはクラス担任による保護者懇談を実施し、一人ひとりの生徒の育成についての話し合いを行なっています。
  間もなく2学期が終了することになるため、先週の木曜日に中学のPTA学級委員会を開催しました。折角の機会なので、私から入試説明会で取り上げている学校改革に対する基本の考え方と社会の動向についてお話ししました。保護者の皆さんの悩みは、子ども達の学習に対する積極的な姿勢の欠如や高校入試がないことによる中だるみ現象といったものが多いようです。これは規則正しい生活や学習習慣が身についていないこと、将来に対する明確な目標がないこと、ハングリー精神が薄いため安易な道を選ぶということが大きな原因のように感じています。
  本校では〝社会で役立つ力を育てる〟ことを教育方針に掲げていますが、さまざまな社会の動きを伝えることにより、できるだけ中学を卒業するまでに、自分なりの将来目標を持たせたいと思っています。明後日には中学3年生の学年集会が予定されていますので、自分の道は自分で切り拓くことの大切さを生徒達に訴えたいと考えています。