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子どもの声に耳を澄ます

H22.10.9_1.jpg  中学入試説明会

  ドロシー・ロー・ノルト氏の著書『10代の子どもが育つ魔法の言葉』の冒頭には次の詩が掲げられています。

  〝子どもの声に耳を澄ましてください〟

  プレッシャーをかけすぎると、 子どもは疲れてしまう 
  厳しいルールを押しつければ、 子どもはルールを破る方法を探す
  好き勝手にさせると、 子どもは人の気持ちに鈍感になる
  失敗を繰り返すと、 子どもは自信を失う
  約束を破られると、 子どもは失望を味わう
  否定されると、 子どもは苦しむ
  ひとりの人間として大切にされれば、 子どもは思いやりのある人間になる
  親を信頼できる子どもは、 本当のことを話してくれる
  大らかな家庭に育てば、 子どもは考える力をはぐくむ
  先のことを考えて行動できれば、 自分の行くべき道が見える
  責任感を育てれば、 子どもは自分で考えて行動できるようになる
  親が身体にいい習慣をもっていれば、 子どもも自分の身体を大切にする
  支えてあげれば、 子どもは自分に自信をもつようになる
  表現できる場をもてば、 子どもは本当の自分を出せる
  愛してあげれば、 子どもは、人を愛することを学ぶ
  子どもを信じて見守れば、 子どもはよりよい世界を目指して歩いてゆける

  そして、本書ではこの一節一節毎にさまざまな事例をとりあげながら詳しい解説がなされていますが、それぞれが実に味わい深く参考になることが多いように感じています。