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2010アジアデザイン賞のDFAメリット賞を受賞

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  高校新校舎が建設されて間もなく10カ月になりますが、この校舎はさまざまな所から高い評価を受けています。特にデザイン面において注目されており、昨年、新高校校舎の建築物に対して(社)日本サインデザイン協会の『SDA賞2010』と(社)日本ディスプレイデザイン協会の『DDA賞2010』に「入選」し、雲雀丘学園と安井建築設計事務所が表彰されました。
  この「サイン(SIGN)」というのは、病院での診察科の表示、学校での教室表示、禁煙のマークやトイレ表示の人の形の図記号、車を運転する際の信号機や標識、センターラインや横断歩道のしま模様等人々の行動のよりどころとなる情報を具体的な形で表したものの総称です。そして、これらの幅広い分野における優れたサインのデザインに対して『SDA賞』の表彰が行なわれることになっています。
  また、「ディスプレイデザイン」というのは 主に商業にかかわるビジュアルマーケティングの分野と公共的な施設にかかわる空間関係デザインのすべての分野を包括し、総合商業施設やミュージアム等の文化施設のデザイン、博覧会や展示会、 ショールーム、ショーウインドウのデザイン等が該当します。そして、この「ディスプレイデザイン賞」は、空間環境系の優秀な作品を評価、公表する目的で設けられています。
  新校舎の設計主担である安井建築設計事務所の影林氏によりますと、サインデザイン賞は室名サインから扉サインや環境プレートでの評価、ディスプレイデザイン賞はサイン(ロッカーや扉)と共用廊下の空間のゆとりある交流スペースづくりでの評価ではないかということです。
  更に、この度、新たに『アジアデザイン賞のDFAメリット賞(Design for Asia Award )』を受賞しました。これは日本でおなじみの「グッドデザイン賞」と同様の理念・評価基準で設けられた賞でアジアという大きな枠での受賞です。
  
  このような素晴らしい学習環境の下で、いかにレベルの高い 教育活動を推進していくかがこれから極めて大切です。教職員の資質向上、カリキュラムの充実、新たな授業の工夫等さまざまな課題がありますが、これらに積極的に取り組んでいきたいと思っています。

  
《参考》  『アジアデザイン賞(DFA: Design  for  Asia  Award)』
世界の人口の半分がアジアに住んでおり、ますます成長し成熟を続ける市場においては、プロダクトやインテリア、アパレルや更には通信に至るまで、アジアという社会や消費者のユニークな特徴がデザインを考える上で重要な要素となり影響を与えてきています。この流れを受けて、「香港デザインセンター」はビジネスや、持続可能で質の高い生活に不可欠となる優れたデザインの価値についてビジネス界及び一般の意識を高めることを目的として、この賞を設けており、アジアの生活様式を反映し、それに影響を与える優れたデザインによってビジネス的成功をおさめた世界各国の企業・団体に対して授与されることになっています。
  なお下記のHPにUPされていますのでご確認ください。
下記サイトで受賞:merits winners 4番目「雲雀丘」 。
http://www.dfaaward.com/2010/pages_jp/winners/2010/