文科省高等学校施設整備指針
<ヒアリング中> 被服教室<箸袋製作中>
1月27日(木)、兵庫県の教育・情報局教育課の倉橋良太氏とNTTインテリジェント企画開発㈱の安川哲親氏、㈱ユーディ・シーの曽川大氏(カメラマン)が来校されました。現在、文部科学省では本年3月に施設整備指針改訂に伴う「高等学校施設整備の事例集」作成のための事前調査を行なっていますが、この業務をNTTインテリジェント企画開発㈱が受託し、現地調査による写真撮影とヒアリングを実施されています。今回作成が予定されている事例集は2種類で、1つはハード面での事例、もう1つはソフト面で生徒と共に教育効果を高めた事例を集め、そのポイントを設置者・計画者・利用者に分かりやすく解説することを目指しています。そして、「人間教育」・「環境教育」等に力を入れている本校については後者の事例集に掲載される予定とのことです。
書道教室<書画カメラ動作中> 音楽練習室<ピアノ演奏>
簡単なスケジュール調査の後、パワーポイントで「本校における教育活動の概要」や「新校舎のコンセプトである環境とゆとり」「新校舎の概要」等の説明と質疑応答を行ないました。続いて、校舎見学と撮影に入り、60ホール(ウイスキー樽材のフローリング床)、授業中の被服教室・調理教室・美術教室等の特別教室、保健室、生徒相談室、交流スペースでの面談風景、防音された音楽教室の授業と練習室での先生によるピアノ演奏、進路指導室での高校3年の生徒、社会科教室兼視聴覚室、物理教室の波の実験、書道教室、屋上緑化、トイレ前ベンチで談笑する女子生徒、屋上のソーラーパネル、雲の動きによって変わる発電量表示のメーター、既設校舎の図書室、視聴覚室、P-Call教室、昼休みにメタセコイアのベンチでくつろいだり、校庭の芝生や体育館でボール遊びをしている生徒達等を撮影して終了しました。
今回、調査の対象に選ばれたのは全国でわずか30校、兵庫県では本校1校とのことです。大変名誉なことであると思うのと同時に、本校の校舎のコンセプトが他の学校の建設にあたって少しでも参考になることを願っています。
ソーラーパネル<10KW> メタセコイア<サークルベンチ>