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加印地区小中養護学校事務職員に対する講演

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  1月28日(金)午後、「加印地区小中養護学校事務研究大会」において、『学校事務における組織マネジメント~事務職員が学校経営に果たす役割』と題して講演を行ないました。加印という地区名は、かつて播磨の国の加古川を挟んだ東側が加古郡、西側が印南(いんなみ)郡と呼ばれており、この頭文字をとって名づけられたものです。今回に至った経緯は昨年の1月に「阪神地区小中養護学校事務研究大会」において講演を行ないましたが、ほとんどの加印地区の事務職員の方が参加できなかったため、改めて講演して欲しいとの依頼があり実現したものです。参加者は加古川市、高砂市、稲見町、播磨町の小中養護学校に勤務する約80名の事務職員です。
  90分にわたる講演では、最初に「世界や日本の現状」「これまでの民間企業での経験」「世の中の動き」について触れた後、「これから社会で求められる力」「現在の教育をめぐる課題と学校の役割」「これからの学校づくり」「本校での学校改革の取り組み」についてお話しました。
  公立と私立の違いはありますが、学校を取り巻く環境が大きく変化する中では、これまでのように過去の延長線上の取り組みでは不十分であり、新たな改革や改善が必要になってきます。この中で事務職員の果たす役割は非常に大きくなってきているのは間違いありません。経営のトップである校長を補佐するスタッフとしての自覚を持って、学校づくりを進めていくことが大切ではないかと思います。
  講演の最後に、学校改革は〝明るく元気で生き生きと楽しく〟〝衆知を集めた学校づくり〟〝着眼大局 着手小局〟ということをお話ししました。学校だけではなく、成長している企業や組織においては絶えず改革が行なわれています。環境の変化の激しい昨今にあっては、現状維持という姿勢ではたちまち退歩に繋がります。
  本校では現在学校改革を進めていますが、次々と新たな課題が出てきています。これらの課題を解決していくために、これからも引き続き新たな取り組みを展開していかなければならないと感じています。