雲雀丘10R環境活動
これまで何回も取り上げてきていますが、本校においては、教育ビジョンとして〝人間教育の充実〟と〝学力の向上〟を掲げています。そして、人間教育の大きな柱として、2008年より本格的な環境活動をスタートさせ、間もなく3年が経過します。
現在、この間の活動を振り返り、中期の視点で今後の方向付けを行なった上で、2011年度の計画を策定していきたいと考えています。
我々人類が住むかけがえのない地球は、次々に発生してくる環境問題に悲鳴を上げており、このままでは存続が危ぶまれる状況です。これを打開していくためには、一人ひとりが環境問題に対して深い関心を持ち、身近なすぐ出来ることから行動に移していかなければなりません。そのため、本校の環境活動においては、自ら学び、考え、行動することを基本にしているのです。つまり、単に環境についての知識を持っていることでは不十分であり、勉強すればそれでお終いということではありません。また、環境活動については先生が中心になって行なうのではなく、あくまで生徒が主体となって進めていくことにしています。
先日の中学の全校朝礼において「環境に関する3R」の話をしましたが、実は昨年の文化祭では、生徒会の役員が中心となって〝 雲雀丘学園 〝10R〟環境活動〟を提唱しています。これは「3R」だけでなく新たに7つのRを加えたものですので次に紹介します。
① Reduce 減らす、ゴミを出さない ②Reuse 再び(何度も)使う
③ Recycle 再資源化する = 以上3R
④ Refuse 拒否する ⑤ Repair 修理する
⑥ Refine 分別する ⑦ Rethink 再考する
⑧ Rental 借りる ⑨ Return 戻す
⑩ Reform 改良する
まず家庭や学校において自分のまわりを見るとやるべきことは山ほどあると思います。小さなことから始めていきたいものです。