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グローカルな視点~高松市観光大使の集いに参加して

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  2月17日(木)夜、関西圏在住の人を対象とした『高松市観光大使研修会』が開催されました。この会合は毎年開催されていますが、いつも入試の日程と重なっていたため、私にとっては今回が初めての参加ということになりました。高松市は香川県の県庁所在地ですが、このことを知らない人も多いようです。
  高松市では観光産業を地域活性化の大きな柱に位置づけ、高松にゆかりのある人達に観光大使を委嘱しています。私も松下電器の四国支店で勤務していたこともあって、平成13年の12月から委嘱を受け、時間の許す限りボランティアで高松市の観光PRを行なっています。しかし、勤務の関係で高松を訪れることもなく、正直なところ本格的な活動には結びついていないのが現状です。
  今回の会合には、金井副市長をはじめ関係者が参加され、観光事業に対する意見交換をはかると共にお互いの近況を報告しました。この中で注目を集めたのが、昨年に実施した『瀬戸内国際芸術祭2010』というイベントです。この海と島を会場にした世界初の国際芸術祭には、世界18の国と地域から75組のアーチストが参加、来場者は予想の3倍を超える約94万人ということになり、瀬戸内海に浮かぶ小豆島、直島、豊島、男木島、女木島、大島、犬島の7つの島々を舞台にさまざまな催しが繰り広げられたとのことです。
  また、今年の11月18日(金)~21日(月)にはアジア・太平洋地区の12カ国が参加する『『第11回アジア太平洋盆栽水石大会』』が開催される予定です。          
高松と言えば讃岐うどんが有名ですが、環境や癒しについても注目すべきものが数多くありますし、最近は「四国八十八ヶ所巡り」で四国を来訪する人も増えてきています。国際芸術祭の作品も3月末までは鑑賞できるとのことですので、久しぶりに訪問してみたいと思いました。
  近年、グローバル化が急速に進展してきているため、目は海外に向きがちですが、観光や文化といった面ではローカルの良さを再認識することが重要なのかも知れません。これからは、まさに「グローカル(グローバル+ローカル)」な視点が必要になってくるように思っています。