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高校前期(A日程)入試を終えて

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  2月11日(金)、建国記念の日となる本日は日本列島が寒波に襲われ、近畿地方でもいたるところで積雪が見られました。この中で、昨晩に引き続き早朝から入試の業務を行ないました。
  
  今回の前期A日程の入試には、862名(内2名辞退)の方に受験していただきました。本校の高校入試の志願者は平成17年までは500名前後で推移していましたが、平成19年のコース制を柱とする学校改革がスタートしてからは増加傾向にあり、平成21年以降は800名を超えています。そのため、いかに厳正かつ迅速に採点を行なうかが重要です。試験当日は国語・英語・理科・社会・数学の筆記試験が終わると、直ちに採点を始め複数の目で再確認を行ない、点数をコンピュータに登録し集計しました。そして、万全を期すため再度読みあわせを行ない、更に本日(11日)朝からこれらの再点検と基本データの分析を行ない、選考案を作成しました。そして、午後からは全教員が出席して入学者選考会議を実施し、合格者を決定しました。
  会議では、最初に各教科から出題の意図や結果についての報告がありました。今回はコース制導入後5回目の入試ということで、レベルもほぼ定着してきたようです。気になることの一つは今年の受験者はこれまでと比べてどうかということですが、教科別には多少のバラツキはあるものの、志望コース別の試験結果はほぼ各教科出題者の意図した通りになったようです。年度別の採点結果については単純に比較することはできませんが、成績は昨年を上回る結果になっています。
  
  今回、本校を受験された皆さんの中には、これから公立高校の受験に臨まれる方も多いことでしょう。今は精神的にも苦しいとは思いますが、受験というのは人生における節づくりであるのは間違いありません。受験を前向きに受け止めて、困難から逃げようとせず、目標達成に向けて全力を尽くして欲しいと思っています。
  なお、合否の連絡は本日の夜、速達で送付させていただきましたので、遅くとも13日(日)にはお届けできる予定です。