学校経営~経営計画の策定ステップ
円滑な学校経営を進めていくためには学校としてのビジョンを示し、戦略を構築し、学校の経営計画をつくる、更に実行スケジュールに落とし込んでいくというステップが必要です。ビジョンや戦略の明示はトップダウンで行なわなければなりませんが、経営計画もすべてトップダウンで作成すれば現場と遊離したものになってしまいますので、分掌や学年に経営計画のたたき案と具体的な実行スケジュールへの落とし込みを指示し、これらを集めて学校全体の大まかな経営計画を作った上で、各分掌や各学年間の調整を実施し、分掌や学年に持ち帰って再検討するというステップが必要です。そして、実効を高めるためには、まず「どういう組織で」,「誰を責任者にして」、「どういうメンバーで」やるとか「誰に」やってもらうのかを明確になっていなければなりません。
本校では、本年2月以降『平成23年度の学校経営方針』の策定について、次のステップで進めてきています。
①平成22年度の振り返り(反省)と中期計画の進捗状況の確認
②平成23年度の課題の抽出と中期課題の再確認
③中期計画と平成23年度の学校経営方針の策定
④理事会での報告と承認(3/15)
⑤職員会議での報告と校内掲示板(パソコン)への掲示
⑥主要人事(分掌長・学年主任・教科主任等)の発表
⑦分掌長・学年主任からの経営計画ヒアリング
⑧職員会議での個別人事(担任・分掌メンバー等)の発表
⑨各分掌・各学年の役割分担の決定
⑩『一人一役の担当』と『部活動顧問』の発表
⑪『平成23年度の学校経営方針』の発表(4/1)
現在、各分掌や各学年において役割分担を検討していますが、この中には新しい教職員も含まれています。これから新年度に向けてしっかりと細部の計画を固め、一人ひとりの教職員のやるべき課題を明確にし、新年度のスタートである4月1日には全教職員に対して経営方針を発表していく予定です。