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高い目標を目指す

  P1030640b.JPG  頂上を目指す(大山登山) 

  3月20日(日)、国公立大学の中期・後期の合格発表があり、7名が合格したという嬉しい報告を受けました。今回合格したのは第一志望の国公立大学の前期試験で残念な結果に終わった生徒達です。自分の希望が叶わなかったということで、大きなショックを受けたのは間違いないと思います。しかし、気持を切り替えて、中期・後期の試験に再チャレンジして合格したのです。
  この大学入試の経験は、将来社会人になった時に大きな自信に繋がるのは間違いありません。「目標を下げない」「目標に向って努力する」「たとえ失敗しても諦めずに再チャレンジする」といった姿勢が何よりも大切なのです。私は大学入試というのは人間としての節づくりの一つであり、これを乗り越えることによって人間的に大きく成長すると思っています。
  以前、本校の生徒や保護者の大学受験に対する姿勢は、どちらかと言えば有名私立大学の指定校推薦に目が向いていたようです。しかし、高校のコース制を導入後に入学してきた生徒達の意識は〝難関大学を目指す〟というように変わってきました。また、先生方も個々の受験校対策に注力してきました。こういった姿勢が、国公立大学や難関私立大学への合格者増に繋がってきました。
  
  まだすべての発表が行なわれていないため、最終結果は出ていませんが、旧帝国大学と神戸大学、国立大学の医学部合格者は現時点で20名を超えました。また、関西の難関私学と言われている関関同立の合格者も、一昨年111名、昨年161名、今年は現時点で既に240名を超えています。明日からも中期・後期の発表が続くため、もう少し合格者数が増えるのではないかと思っています。