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啓蟄(けいちつ)の日にあたって

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  3月6日(日)は二十四節気(にじゅうしせっき)のうちの啓蟄と呼ばれる日にあたっています。日本の暦の素晴らしいのは、一年を二十四に分けてそれぞれ名前をつけ季節の移り変わりを表していることです。
  
  これらの等分点は立春・雨水・『啓蟄』・春分・清明・穀雨・ 立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒と名付けられています。これらを見ると立春や春分、立秋、大寒というものも二十四節気のうちの一つであるということが理解できるのではないかと思います。

  この啓蟄というのはあまり馴染みがないと思いますが、“啓”は『ひらく、開放する、(夜が)明ける』、“蟄”は『土中で冬ごもりしている虫』の意味で、 文字通り地中で冬ごもりしていた虫が春の暖かさを感じ、地上へ這い出してくるという意味です。
  生徒達が新入生を迎えるために毎年植えてくれているチューリップも芽が出はじめています。家の庭もよく見るとふきのとうの花も咲き出し、木々やバラの新芽も吹き出し始めました。これから一雨ごとに気温が上がり、桜前線が北上し本格的な春が訪れてきます。
  春は多くの人が卒業や入学、就職、転勤等新しい生活をスタートさせる時期です。新たな気持ちで前向きに取り組んでいきたいものです。