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生徒会によるニュージーランド震災募金活動

10.05.14_NZ.jpg NZ.jpg  ニュージーランド研修説明会

  本校とニュージーランドとは留学や語学研修を通じて、以前より深い繋がりがあります。現在、ニュージーランドには本校の高校1年生の3名が一年留学をしていますが、今回震源地となった南島のクライストチャーチから離れた場所に滞在していたため無事が確認され一安心してています。また、毎年夏休みには高校生対象のニュージーランド研修を北島の北部タウランガで実施しています。
  本校の生徒会では、これまでもハイチやチリにおける震災に対しては募金活動を行なってきましたが、今回の大震災に対しても本格的な活動をスタートさせることになりました。
  現在は定期考査のため中断していますが、既に生徒会の役員が登校時に募金箱を持って校舎前に立って募金を呼びかける活動を行なっています。更に生徒会では3月12日(土)13時より大阪駅前で街頭募金を行なう計画をしており、次の要領でこの活動に参加してくれる生徒を募集しています。
  
  〝今から16年前、神戸淡路大地震の時、被災して家を失った方が、クライストチャーチ市の招きで、一般家庭にホームステイ先として無料で受け入れていただいたことがあります。中には小学校のクラスに通った方もおられたそうです。この時にはニュージーランド大阪総領事やニュージーランド航空にご協力いただき、69名の被災者がクライストチャーチ市の皆様にお世話になりました。この人間としてのいたわりの気持ち『ヒューマンホスピタリティー』を忘れず受け継いでいかなければなりません。
  私たちも、何かできることはないか、何か役に立ちたいという思いで募金活動に参加しようと思います。集めた募金は、日本ニュージーランド協会を通じて、直接クライストチャーチ市の銀行口座へ『1995年阪神淡路大震災の時の友情を感謝して』と題して送金されます。みなさんのご協力をお願いします。12日(土)13時からの街頭募金に参加してくださる方、興味のある方は、生徒会役員か、生徒指導部の先生に申し出てください。この街頭募金活動は、日本ニュージーランド協会関西が主催するものです。日本ニュージーランド協会で本校の語学研修をコーディネートしてくださっている松本様より依頼があり、三宮で「神戸国際高校」が募金活動を行いますので、本校は大阪駅前で行ないます。〟
  
  今回の震災でニュージーランドは大きな被害を受け、被災者はもとより国の経済への影響も非常に大きいものがあります。一日も早い復興を願い、生徒達の自主的な募金活動を支援していきたいと思っています。