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生徒会環境活動~エコキャップ運動

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   生徒会では、いろいろなエコ活動の取り組みを行なっていますが、その中の一つに「エコキャップ運動」があります。既に昨年の24800個を上回る35540個が集まっていましたが、先日の全校朝礼で更に回収を呼びかけた結果、実に40000個を超える数のキャップが集まりました。これは生徒一人当たり30個超という数になります。間もなく期末考査が始まるため、考査明けに厚生委員が集まり、キャップに付いているシールはがしを行なって回収業者に引き取っていただくことになっています。そして、このキャップが植木鉢やコンクリートパネル、チリトリ、水彩画のパレット等に生まれ変わります。
  この運動については『エコキャップ推進協会』が中心となって全国の学校や企業に呼びかけています。シンボルフレーズとして、ペットボトルのキャップを外して集め「再資源化する」ことで「CO2の削減をはかる」、更にユニセフ、WHOと協力してキャップの再資源化で得た売却益をもって「発展途上国の子どもたちにワクチンを贈る」という3つを掲げています。同協会によると、ワクチンさえあれば命が助かる子どもたちは、世界で一日に約6000人にも達しており、キャップ1Kg(約400個)あたり15円でリサイクル業者に売却、うち10円がワクチン購入に当てられるとのことです。また、キャップ1kgで3150gのCO2削減になるようです。
  この運動に対しては、〝運送費がかさむだけでメリットはない〟〝寄付をした方が良い〟といった否定的な意見もありますが、何よりも大切なことは「世界の子どもたちを救済するという共生の心」や「地球環境を守るという気持」を生徒一人ひとりの中に育んでいくことではないかと思っています。