進路講演会の開催
3月14日(月)、高校2年生を対象に進路講演会を開催しました。今回はこれまでのように学年全体ではなく、進路希望に添った形で3回に分けて実施しました。生徒達はあと1ヵ月足らずで高校3年生になります。これまでまだ時間があるとのんびり構えていた生徒達もいよいよ大学受験が現実的になってきました。本格的な大学受験までの日数はセンター入試までは300日、私立大学のAO入試就職等では200日弱しかありません。
講演は別々の講師の方にお願いしましたが、その前の挨拶で私は次のような話をしました。
①人生一回 命一個=充実した人生を送る。人生は一回限りで後戻りはできない。人生において一番立派なことは一生涯を貫く仕事があること。是非社会で役立つ仕事をして欲しい。
②社会で活躍するためには「点数ではかれる能力」と「点数ではかれない能力」が必要である。企業が求める人材の条件は「単なる学歴」ではなく「何をしてきたのか」「何ができるのか」であり、急速に進展しているグローバル化に対応できる人材である。
③大学進学の意義は将来(上)から物事を見ることである。将来どういう分野に進みたいか、そのためにどの学部を選ぶのか、その学部であればどの大学を選ぶのかというステップが大切である。また、大学受験は人生における節づくりととらえること。目標を決め、日々努力し、達成すること。そして、逃げないこと、目標を下げないこと。
④受験は団体戦である。「寝る時間」「起きる時間」「勉強を始める時間」の3点管理を徹底すること。更にはやくスタートする、例外をつくらない、細切れ時間を活用する、継続することが大切である。
生徒達が、今回の講演を参考にして更に意識を高め、直ちに行動に移して欲しいと思っています。