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中学2年『研究発表会』の開催

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  3月16日(火)、中学2年生の生徒全員と学年の担任団、進路部長の他、保護者の皆さんが参加し、『57期生研究発表会』が開催されました。
  今回のプログラムは生徒の代表者による「探求のテーマ発表」と「職業人インタビュー報告」です。一貫選抜コースの生徒達は、この一年間各人毎にテーマを決めて〝調べ研究〟をしてきており、今回はこれらの研究の集大成ということになります。代表の生徒達は多岐の分野にわたる8テーマについて、それぞれ自ら作成したパワーポイントを使って発表を行ないました。また、発展コースの生徒達による職業人インタビュー報告ではパワーポイントを使って、通訳士、骨董屋、保育士の3人の職業人に対する訪問インタビュー結果の報告が行なわれました。
  私はすべての発表後の講評で次のような話をしました。
  〝本日の皆さんの発表はパワーポイントもしっかりと作成され、態度も堂々としており素晴らしかったと思います。皆さんも間もなく中学3年生になりますが、4年経つと大学生に、更に4年経つと社会人になります。社会で役立つ仕事をするためには、人間力と学力の2つが必要です。人を木に例えると学力は葉っぱであり、人間力は根っ子に当たります。根が腐ると木は枯れてしまうことになるため、しっかりと根を伸ばさなければなりません。この根っ子を育てるのは凡事徹底しかありません。また、社会では単なる知識はほとんど役に立ちません。学校では通常、問題が出され、正しい答えを出すことが求められます。一方社会では、何が問題なのかを自分自身で探し出さなければなりません。そして、智恵を絞り出して解決していかなければなりません。つまり、社会では「課題発見能力」と「課題解決能力」が必要になるのです。皆さんはこれまで環境活動の中でも取り組んできた「自ら学び 調べ 考え 行動する」ということを心がけてください。そうすれば間違いなく社会で役立つ力を身につけることができると思います。頑張ってください。〟