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PTA総会の開催

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          授業参観                    PTA総会
 4月28日(木)午後、本年度の実行委員メンバーによる第1回のPTA実行委員会を開催し、会長の挨拶に続いてPTA行事の審議と学校行事の報告を行ないました。また、午後2時半からのPTA総会に先立ち、5時限目を保護者による授業参観の時間に設定しました。新学年になって初めての授業参観ということもあって、多くの保護者が来校され、熱心にお子さんの授業を見学されていました。
  続いて開催されたPTA総会には、例年を上回る260名の保護者の皆さんに参加していただきました。最初に昨年度の実行委員の方に感謝状と記念品を贈呈し、次いで司会から23年度の会長と新委員のメンバー紹介を行ないました。その後、議長を選出し「22年度PTA会計決算報告」「23年度PTA会計予算審議」「23年度PTA行事審議」を行ない、滞りなく総会は無事閉会しました。
  この後、私から学校の教育活動について次のような話をしました。
〝①ここ数年〝新しい学校づくり〟を目指して「学校改革」に取り組んできており、今のところほぼ当初の計画通りに推移しているが、これに満足することなく引き続いて新しい取り組みを展開していきたい。
②学校改革の基本の考え方は「創立の精神の体現」である。創立の精神は〝親孝行な人は立派になれる〟という『孝道』であり、将来社会に役立つ人材を育てるということである。
③学校づくりにおいては「入口」「校内」「出口」の3つを固める『良循環型の学校経営』を基本に取り組んでいる。
「入口を固める」(意欲のある優秀な生徒の確保)については、今年は、中学が696名と過去最高の志願者があり、191名の入学者、また、高校は890名の志願者があり、250名の入学者ということになった。
④「校内を固める」については、人間力を高めるための凡事徹底と共に三学期制への移行や教職員の資質向上、補習授業、パワーアップゼミ・ブラシュアップゼミの充実をはかってきている。
⑤「出口を固める」については、昨年、新しいコース制を導入した最初の卒業生(52期生)が国公立大学に50名、関関同立161名という多数の合格者を出した。今年は更に国公立大学55名、関関同立246名、トータル637名と昨年を上回る結果となり、旧帝国大学と神戸大学、医学部医学科等難関大学に24名が合格した。これは、先生方の徹底した個別指導と最後まで目標を下げなかった生徒達の頑張りの成果である。
⑥「教育環境の整備」については、新校舎が完成し、校庭の芝生化も実現した。
⑦今回の「東北・関東大震災・原発事故」については、今までの私達の生活や物の考え方を抜本的に見直し、生徒達に人の命の大切さや感謝の気持ちを教えていく教育の場にしていきたい。
⑧最後に、本校の基本の考え方は家庭と学校が連携して子どもを育てていくという〝共育〟と学校に集うすべての者が共に学ぶという〝共学〟である。そして、将来の日本を背負って立つ人材を育てていきたい。〟
  
  PTAの旧役員の皆さんには大変お世話になりました。新役員の皆さんには今年1年宜しくお願いします。