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学校経営~目標チャレンジ制度の効果的な運用

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  本年度最初の職員会議で『平成23年度の学校経営計画』と共に、すべての先生の担当を最終的に発表しましたが、これを受けて教職員が同じ方向に向って行動していかなければ計画を達成することはできません。私が初めて大阪府立高校の校長に就任した時、〝「教員は一国一城の主」という言葉があるのを知っていますか〟ということを聞き驚いたことを覚えています。その後、大阪府では評価育成システムが導入されましたが、このシステムの本来の趣旨が理解されず、「評価される」ということだけに議論が集中し、反対する動きが生じることになりました。そして、いまだにこのシステムが十分に定着せず、学校経営に生かされていない状況も散見されます。
  
  先生の仕事は裁量性が大きくマニュアルどおりにやれるというものではありませんが、各人が思い思いに仕事を進めていくということでは大きな成果には結びつきません。共通の目標を達成するためには、いかに衆知を集められるかがポイントになってきます。
  現在、本校においては『目標チャレンジ制度』が導入されていますが、この最終目的は〝学校を活性化し、生徒の育成をはかる。そして、各先生が目標を達成することにより成長していく〟ということです。言い換えると、より良い学校づくりを目指していくということです。
  これからのステップは、まず一人ひとりが本年度の自己目標を設定する。次に、これを受けて校長・教頭と教職員の間で何を重点に取り組むのかという話し合いを行ない、それぞれの仕事の意義や進め方、目標というものを相互確認する。そして、進捗状況を定期的に確認していくということになります。
  この仕組みが定着することで、学校は更なる飛躍がはかれるものと思っています。