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平成23年度学園PTA協議会の開催

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  4月16日(土)午後、学園PTA協議会が開催されました。この催しは例年年度初めに開かれており、出席メンバーは中・高等学校、小学校、幼稚園の新・旧の各PTA会長・副会長と、事務局の幹部、校園長、教頭等です。私は午前中、学校法人報徳学園の創立百周年の記念式典に出席していたため、途中から参加しました。
  この会議では最初に各出席者の紹介の後、昨年度の会計報告、本年度予算の承認、続いて各校種より近況と本年度の取り組み計画について報告することになっています。
  その後、懇親の場が設けられ、校種を超えて中・高等学校、小学校、両幼稚園の役員の方々とも色々と意見交換させていただきました。普段はこのような機会はほとんどないため、校種を超えた交流を深めるという意味では実に有意義であったと思います。
  本校では将来、社会に貢献できる人材の育成を目指して、さまざまな教育活動に取り組んでいますが、このビジョンを実現するためには、現在の各校種における教育活動のレベルアップを図っていかなければなりません。また、日常多くの中学生、高校生と接していて感じるのは家庭教育の大切さです。とりわけ幼少の頃にどのような育ち方をしてきたかによって物の考え方や行動パターンが決まってきます。本学園は家庭と学校が連携して子ども達を育てていくという〝共育〟を基本の柱に掲げていますが、幼少の頃に人間としての基礎をつくっておくことが何よりも大切であると思っています。
  昔から〝三つ子の魂百まで〟と言われていますが、幼い時に身についた基本的な性質や習慣はなかなか変わらないものです。そして、大きくなればなるほど、これらを修正するのは難しくなってきます。そのため、中学生、高校生では既に手遅れになっているというケースも散見されます。
  最後に、旧PTAの役員の皆さんには色々な面にわたってご支援をいただき心より感謝しております。
また、本年度は新たな飛躍を目指す年になりそうです。PTAの新役員をはじめ保護者の方々には今後とも何かとお世話になることが多いと思いますが、何卒宜しくお願いいたします。