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「チャレンジ25学校チャレンジャー」制度で優秀賞を受賞

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 本校では人間教育の柱として、さまざまな環境活動に取り組んでいますが、この度、環境省が中心となって推進している「チャレンジ学校チャレンジャー」制度の優秀校に選ばれ、表彰を受けました。この制度発足にいたった経緯は次のとおりです。
 地球温暖化防止のために2005年2月16日に「京都議定書」が発効し、日本は2008年から2012年の間にCO2などの温室効果ガス排出量を1990年にくらべて6%削減することが義務づけられました。更に、2009年9月、当時の鳩山総理大臣がニューヨークの国連気候変動サミットにおいて、我が国の目標として、温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で25%削減することを表明しました。そして、政府では、地球と日本の環境を守り未来の子どもたちに引き継いでいくため、「チャレンジ25」と名付け、あらゆる政策を総動員して地球温暖化防止の対策を推進することを決定し、2010年1月14日より温暖化防止のための国民的運動「チャレンジ25キャンペーン」を展開してきています。
 これを受けて、環境省が中心となり、全国の小学校・中学校を対象にした「チャレンジ25キャンペーン」の拡大を目指し、チャレンジャー宣言校の募集を行なった結果、全国の231校、93,150名の児童・生徒からのチャレンジャーへの応募がありました。そして、この中から最優秀校5校、優秀校20校が選ばれました。表彰を受けた25校のうち、近畿地区では京都市立峰ヶ岡中学校と本校の2校のみです。
 先日の東日本大震災で、原発の安全性についての懸念が広がり、地球環境に対する関心は薄らいできているようですが、地球温暖化は依然として看過できない人類全体の課題です。これからも、引き続いてCO2削減に向けた環境活動を推進していきたいと思っています。


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