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震災復興支援体育大会の開催

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  5月15日(日)、素晴らしい天気の下、8時30分丁度に、全校生がクラス毎にプラカードと工夫を凝らした旗を先頭に元気よく入場行進を行ない、34クラス、約1300名の生徒達が運動場一杯に整列しました。昨日の予行時には若干不揃いなところも見られましたが、予行の後も行進の練習をしていたこともあり、本日の本番では随所に改善が加えられており、引き締まった見事な入場行進になりました。
  開会式では〝今回の東日本大震災では死者・行方不明者合わせて、約2万5千人もの尊い命が失われ、2カ月たった今も避難所生活を送っている人が13万人もおられる。すべての日本人が力を合わせて、この震災の悲しみを乗り越え、一日も早い復興を図っていかなければならない。そのために今年の体育大会は〝今回の大地震で被災された東日本の皆さんに元気を送る〟というテーマで実施することになった。どうか、一人ひとりがこれまで取り組んできた練習の成果を大いに発揮して、この大会を盛り上げていこう〟という趣旨の話をしました。
  その後、準備体操を行ない、中学1年生全員によるフレッシュマンレースから競技がスタートしました。続いて、スプリンターレースの予選、大玉はこび、大縄跳び、スウェーデンリレー、大玉流し、1500m走等の競技が行なわれました。そして、午前の部の最後には、高校3年生による恒例のエンカレッジメントパフォーマンスが演じられました。午後からはクラブ行進、スプリンターレースの決勝、綱引き、玉入れ、棒倒し、棒引き、騎馬戦、中高男女によるクラス対抗リレー決勝等の熱戦が次々と繰り広げられました。そして最後に、全員で被災地の皆さんを励ます『FIGHT』の人文字をつくり、感動の体育大会は幕を閉じました。
  いつも感じることですが、このような行事を通じて生徒達は急速に成長していきます。これを機に、クラスが一つになり、より一層の飛躍をはかっていって欲しいと思っています。